沖縄でしか会えない!貴重な沖縄の哺乳類5選

沖縄には貴重な哺乳類がたくさんいる

沖縄県には約30種(亜種を含む)の哺乳類が生息しています。

 

最も有名なのは西表島に生息するイリオモテヤマネコですが、山地が発達した沖縄島・石垣島・西表島にはリュウキュウイノシシも生息しています。

この他、コウモリやネズミの仲間にも特異な種がおり、近年では新種が発表された生き物もいます。

 

これらの沖縄に生息する哺乳類のほとんどは、絶滅のおそれのある種に選定されているのです。

本来、在来の肉食獣は西表島のイリオモテヤマネコしかいませんでした。

しかし、近年はマングースやノネコなどの外来獣が数を増やして在来種を捕食してしまうなど、沖縄本来の生態系の脅威となっています。

沿岸域にすむ海獣のジュゴンは現状で確認される個体は僅かで、絶滅が非常に危惧される状況となっています。

 

ここからは、具体的に5つの沖縄の哺乳類を紹介していきます。

沖縄唯一の肉食獣!イリオモテヤマネコ

最も有名なイリオモテヤマネコ(西表島)は、ベンガルヤマネコの亜種と認識されています。

近しいところで言えば対馬に生息するツシマヤマネコも同じ種とされています。

 

特徴として淡褐色の毛色に暗褐色の斑紋が散在し、後頭部から額や眼の周りには白と黒の縞があります。

成獣の大きさは50~60cm、体重は約2.5~4.5kgで、性差があり雄の方が大型に育ちます。

生息地は林縁部、低地部、河川沿い、湿地等など水源が多い環境が好適場所とされていて、1994年の時点で100頭いたのが確認されました。

ネコ科の進化を探る上でも貴重な動物とされています。

極小コウモリ!ヤエヤマコキクガシラコウモリ

ヤエヤマコキクガシラコウモリは、名前にも入っている通り八重山諸島に生息しています。

アルプス・ヒマラヤ造山帯付近に生息するキクガシラコウモリの亜種とされています。

他にも沖縄本島・宮古島にも亜種が生息しています。

 

体毛の色は褐色系ですが、まれに赤褐色の個体もいるようです。

大きさは頭胴長が41~50 mm、体重6.5~9.0gで長さと比べると幅が広い翼を持っています。

昼間は主に温度・湿度が安定した洞窟におり、夜間は餌が捕れる森林に出ていきます。

石垣島では 7 か所の洞窟で 500 体を越える集団が確認されており、西表島では大富地区の洞窟に大きな集団 (5,000 個体以上) が確認されています。

実は沖縄の海にも!人魚のモデルになったジュゴン

ジュゴンは、沖縄の中でも沖縄本島と宮古島にしか出現記録がない動物です。

1965~2004年の約40年でジュゴンが確認されたのは、たった20例!

2005~2016年までの確認はゼロという貴重な動物なんです。

 

近しい動物としてはマナティーが挙げられ、細かな特徴の違いがあります。

 

新生児の体長は1~1.3 mで体重25~35kgほど。

授乳期間は 18ヶ月で仔は母獣の前肢付け根にある乳頭を吸乳します。

性成熟年令は9~10才で、成獣は体長2.4 mになり、寿命は約70年と言われています。

食草はサンゴ礁域の浅海に生育する海産種子植物のみで、望ましい環境条件として海水温・気温共に 20℃以上であると考えられています。

 

現在はサメによる捕食や赤土・生活排水・海岸工事など様々な理由で生息域を減らしており、近年ではほとんど見ることが出来なくなっています。

小柄なイノシシ!リュウキュウイノシシ

リュウキュウイノシシは、本土のイノシシと比べると小さいイノシシです。

沖縄本島・石垣島・西表島に生息しています。

 

リュウキュウイノシシが小型である理由としては、人の手によって連れて来られたイノシシが野生化して、豚などと交雑化したことによると思われます。

 

大きさは体重40~50kg、頭胴長50~110 cm程度です。

雑食性で森林でさまざまな実・葉・根等を食べます。

草地や農耕地にも出現して農作物を食害することもあり、農業被害問題も発生しています。

 

基本的に森林に生息していますが、生息環境は草原・湿地・海岸まで広く分布しています。

狩猟による個体数の変動が大きいので頭数は数えられていません。

人々の暮らしに大きな影響を与えた!ヨナグニウマ

ヨナグニウマは、日本最西端の与那国島にいる日本在来馬の一種です。

性格は素直で温厚であり、頑固な一面も持ち合わせていて、表現するなら日本人のような性格をしています。

 

体高は約110~120cm、体重は約200kg前後しかありません。

50年ほど前までは米やサトウキビなど重い荷物を背中に載せ、人と一緒に働いていました。

蹄が硬く足腰がとても丈夫なので、競走馬が付けるような蹄鉄は必要無いのです。

毛の色は鹿毛のみで「鰻線」という背骨に沿ってたてがみから尻尾までをつなぐ濃い毛色の筋が出る馬もいます。

この「鰻線」が出る馬は、より原種に近いと言われています。

 

車や機械の登場によって一時は仕事を失ったヨナグニウマですが、現在は観光に加えて、教育や医療・福祉・農業などの分野で少しずつ活躍を広げています。

働き者のヨナグニウマは活躍できる分野を拡げられる様々な可能性を持っています。

私たちLet's support!ヨナグニウマは、希少なヨナグニウマを守るための活動をしています。

具体的には、2018年から馬雑貨の企画や販売を通じた寄付を行っています。

ヨナグニウマに興味が湧いた方は、ぜひかわいい馬雑貨も見にきてくださいね!

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