沖縄の職人さんが手作りする馬雑貨。琉球(糸満)張子のご紹介

与那国馬の保護活用をサポートしようと決めた当初から、雑貨作りに取り入れようと思っていたことがあります。

それは、与那国馬たちが住む土地「沖縄の文化」でした。

中でも「琉球張子」は、沖縄の伝統工芸品です。

子どもの健やかな成長を願う縁起物で、主にユッカヌヒー（旧暦５月４日）に子どもたちに買い与えられるものでした。

この日は沖縄各地でハーレー（ハーリー）と呼ばれる爬龍船競漕が開催され、会場近くの玩具市では色とりどりの張子が売られているのです。

張子は各地でそれぞれ特色のある郷土玩具ですが、中でも琉球張子は南国特有の鮮やかな着彩と大らかな表情が魅力です。

"ニャン山"の琉球張子は、伝統的な中に現代的な要素も取り入れ、子供のおもちゃとして、子供にそっと寄り添ってくれるような作品を製作しています。

琉球張子の職人である"ニャン山工房"の赤嶺さんとの出会いは、とても印象深いものでした。

まず琉球張子を作っている方を探したのですが、なんと沖縄にいる職人さんはたった3人！！

全員に問い合せをして、了解のお返事を頂いたのが赤嶺さんでした。

すぐに沖縄へ飛び、ニャン山工房の赤嶺さん・シーサー職人の上原さん・自分の3人で、企画説明や経緯などをお話をさせて貰いました。

すると、すでに与那国馬や宮古馬のこともご存知で「自分たちも馬のために何かしたい」という想いがあったと言うのです！

そこからはトントン拍子に話が進んでいきました。

何度か試行錯誤したあと、今の糸満張子（琉球張子）が完成しました。

現在の糸満張子のラインナップは、3サイズ、7色の、合計21種類です。

販売当初は茶色・黄色・白色の３色のみでしたが、当初から大切にしている「沖縄の文化」を取り入れ、もっと沖縄っぽい原色系も増やしたら綺麗かなぁと思い、ここまでたくさんの色が増えました。

これからは、季節限定の色や模様なども増やせたらと思っています。

この張子は、特にお子さんのお祝いにオススメ。

馬は日本で「縁起の良い動物」とされていますし、張子は子供の健やかな成長を願う縁起物でもあります。

ご家族が増えた時や、知り合いでお子さんが生まれた時など、特別な贈り物にいかがですか？

琉球張子のかわいい写真がたくさんあります。

ぜひこちらも覗いてみてください♪