馬マニアが教える与那国島ガイド
日本最西端の「与那国島」は、車で外周を回れば1時間と掛からない小さな島。
観光名所はそんなに多くはありませんが、ドラマ・映画にもなった「Dr.コトー診療所」で有名になった島です。
他の離島と違うのは、周囲が断崖絶壁というところ。
小さい砂浜がいくつかあり、島独特の緩やかな時間を感じつつ、自然の厳しさも垣間見える島になります。
そんな与那国島に住む「与那国馬」は、ほとんどが半野生。
空港の裏手にある北牧場では、牛と馬が一緒に放牧されています。
のんびり草を食べているように見えますが、冬になると草も少なくなって、子馬が亡くなってしまうほど過酷な環境でもあるのです。
そんな自然が厳しい環境だからこそ、与那国馬たちは穏やかで我慢強い性格を持っているのです。
馬マニア的、与那国島を楽しむポイント
何度も与那国島を訪れた経験者が思う、与那国島を楽しむポイントは「時間に忙しく回らないこと」です。
与那国島は周囲が27kmほどしかありません。
そのため、西崎灯台や立神岩、ティンダバナやアヤミハビル館など、車で観光名所を回るとあっという間です。
この島の楽しみ方は、1日をゆっくりと楽しむこと。
時には浜辺でボーっとしたり、東崎で与那国馬をジーっと観察したり、心穏やかに過ごすのが理想だと思います。
もちろん与那国馬に乗ってお散歩したり、海馬遊び(5月~9月限定)などのオススメなアクティビティもあります。
基本的に車移動で2泊3日あれば十分回れますが、草がボウボウな場所も多いので走れる道は限られます。
上級者は原動機付自転車で回るのもオススメ。ちょっとマニアックな場所にも行けちゃいます。
離島への移動は遠いけど、それ以上の魅力を持つ島
与那国島へのアクセスは、那覇空港もしくは石垣島空港の経由が必須です。
そこでオススメなのは、前日の夜に那覇入りして、できるだけ那覇空港の近くに泊まること。
翌朝発の与那国島行き飛行機に乗れば10時ぐらいに到着するので、1日与那国島を楽しむことができます。
私の与那国島の楽しみ方は、原付を借りて、気ままに行きたい所へ行って、ボーっとすること。
東崎で与那国馬を見たり写真を撮ったりしているだけで、半日はいることができます(笑)
他にも、Dr.コトーで有名になった6畳ビーチ、空港が一望できる森林公園東屋など、ちょっとマニアックな所に行ってみたり、まだ走ったことのない道を走るのも新しい風景があって楽しいです。
何回行って次々に魅力が見つかる与那国島。
ぜひ皆さんも遊びに来て下さいね。
コメントをお書きください